人の第一印象は?

人の第一印象は色から入り、たった5秒で決まると言われています。 第一印象が暗い、頼りない、信用できない等、一度マイナスイメージがつくとそれを払拭するためには 相当の努力が必要となります 今や、テレビのCMでは、車、携帯、ドリンク、ファッション等々、魅力的な色が次から次へと流れ、我々を誘います。 知らず知らず、色の力でその気にさせられていることをご存じでしょうか? 色彩戦略というものがあります。

1960年代アメリカのイメージコンサルタントにより普及し、ケネディー大統領の選挙戦で確立され、 現在では大統領や閣僚が選挙や重大発表する場面ではスーツ、ワイシャツ、ネクタイの色が見事に選択され、 色彩心理効果を最大限に発揮しています。 通常、会話するとき目線は、首~胸元に集中します。 そこで最も効果的にその気にさせ、アピールできるのがワイシャツ、ネクタイの色なのです。 しかし日本では今だに一部閣僚や大手社員等で知られているのみです。 昔から銀行員のスーツ、公務員、学生の制服は、紺色が主流となっています。 なぜなら紺色の色彩心理効果は、誠実、冷静、そして何よりも、銀行員、公務員にとって重要な信頼度No.1の色だからです。 又、個性を出しにくい色でもあるため学生服でも、統率しやすく現在もベストカラーとして受け継がれています。